英語イマージョン、保育園、学童クラブ、室内遊び場の4つのサービスを提供している"まなそび"の公式ブログです。

2011年3月11日金曜日

福島県の小学生の学力向上を目指す「さとしクリニック」

Posted by Satoshi

先日、四谷大塚が実施した「全国統一小学生テスト」での福島県の順位をご紹介いたしました。

以下がその順位です。
・小学2年ー22位
・小学3年ー33位
・小学4年ー46位
・小学5年ー最下位

さてさて、これに対処するにはいったいどのような方法をとればよいのでしょう?

勉強時間や宿題の量を増やせば改善されるでしょうか?

福島県教育委員会も、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果低迷を受けて、5事業を柱とする学力向上対策に乗り出そうとしているようですが、果たしてそれらの対策案でどれだけの成果をあげることができるでしょうか。(福島民報新聞「県教委、学力向上へ独自テスト」

ところで、上の結果は、私が以前から何度も言っていること、つまり、小学1~2年生は「勉強が大好き!」なのに、小学3年生ぐらいから「勉強大嫌い!」になる子どもたちが多くなるということと何か関係があるのでしょうか。

私には「非常に関係がある」ように思えます。その結果が小学4年生以上の順位なのだと思います。

テストの回数を増やすことで、子どもたちの勉強嫌いが直るのでしょうか?

「コペルニクス的転回」が絶対に必要です。

「学力が足りないから、テストの結果が悪い」のではなく、「学力をつけるための、いくつかの"力"が足りないからこそ、どんなに量や時間を増やしても学力が足りないということになる」のだと考えます。

最近、"学力向上委員会「さとしクリニック」"という手書きのポスターを掲示板に貼りましたが、私はまったく異なる方法で福島県の学力向上を目指していきたいと思っています。

「さとしクリニック」--- 何だかふざけた名前ですが、真面目にふざけて、大いに楽しみながら学力が向上できると、とても素敵だと思いませんか?(「そんなので、学力が上がるもんか!」という声が聞こえてきそうですが)

私が子どもたちと取り組もうとしているのは、その時期(日々の授業や部活、テストなどに追われない時期)でしかできないようなことです。小学3年~6年というのはとても大切な時期であり、その時期に取り組んだこと(どれだけ真剣に楽しむかが大事!)が中学や高校、大学入試へとつながっていくと考えています。

それはとても基礎的な部分ではありますが、大変重要な部分を形成する時期です。

ここでは非常に抽象的なことしか触れられませんが、以上の点で何かご質問やご不明なことがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 

0 件のコメント: