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2010年8月10日火曜日

サマーキャンプ in 新潟&長野 レポート (初日)

今年のサマーキャンプは、3泊4日のアドバンス向けと1泊2日のビギナー向けのキャンプに分けて開催されました。

2010年8月4日から7日にかけて、3泊4日で行われたアドバンス向け「サマーキャンプ in 新潟&長野」を振り返ってみたいと思います。

キャンプ初日 [2010年8月4日(水)]

郡山市を出発してから約4時間後、ほぼ予定通りに上越市に到着した私たちは、「上越市交通公園」で昼食をとることにしました。

ここは普通の公園と異なり、公園内に道路や横断歩道、信号、踏み切りなど(下の写真を参照)が設置してあります。

それらはすべて、自動車のためのものではなく、



ゴーカートのためのものです。



このユニークな公園は、ゴーカートを利用して、楽しく交通ルールを学ぶことができる施設でした。

子どもたちは昼食をとった後、実際にゴーカートを運転して、楽しみながら交通のルールを学びました。(若干数名、信号無視をした子もいましたが)

この公園は予想以上に好評で、子どもたちも大喜びでした。



次に私たちが向かったのは「春日山城址」。
このキャンプのテーマである「上杉謙信」の居城だったところです。

しかしその前に、「春日山城史跡広場・ものがたり館」で、ビデオや資料を見ながら上杉謙信について復習しました。









春日山城址」へ向かう前に、階段を143段のぼって「春日山神社」へ。





神社でお参りを済ませた私たちは、いよいよ、上杉謙信像の横の道から本丸跡がある頂上へ向かって歩き始めました。



途中、太陽の陽射しが容赦なく子どもたちを照り付けます。

うだるような暑さの中、一歩一歩、少しずつ前へ進む子どもたち。
「もう、だめ~」と言いながらも、止まることなく前へと進んでいきました。

私のイメージでは、ついに頂上に到達した時、「"やった~!"という歓声とともに、子どもたちは清々しい表情をしている...」はずだったのですが、実際には、ほぼみんなが安堵と疲労の表情をしていました。

それでもカメラの前では笑顔を見せてくれた子どもたち。



帰りのバスの中で、子どもたちにキャンプの感想を聞いてみたところ、「キャンプの楽しかった思い出」の中に、この春日山城址はまったく入っていませんでした。
子どもたちには苦しい思い出としてしか残らなかったのかもしれません。

しかし、それほど苦しんで登った山ですから、中学や高校の歴史の授業で、"上杉謙信"とか"川中島の戦い"などという言葉を聞いた時は、きっとこの山をすぐに思い出し、簡単に忘れることはないでしょう。(これでいいのだ!と思います。)



下山してしばらくの間、トイレ休憩と水分補給をした後、「林泉寺」(上杉謙信が7歳の頃から7年間過ごしていた場所)へ向かいました。



春日山城址でこれほど時間がかかるとは正直思っていなかったので、林泉寺をゆっくり見てまわる時間がなくなっていました。

とりあえず、林泉寺の前でみんなで集合写真を撮って、今晩から2泊する予定の「国立妙高青少年自然の家」へ向かいました。

「自然の家」に到着し、宿泊する部屋へ行ってみると、これまたビックリ!
部屋の作りが、これまで宿泊したどの自然の家にもないタイプのものでした。

マンションのような感じで、一戸の建物の中にリビングがあり、部屋がいくつもある、というものだったのです。



室内は広々としていて、とても居心地の良いところでした。(3泊目の国立信州高遠青少年自然の家もまた素敵なところでした。)



さあ、荷物を置いて、恒例のベッドメイキングです。



このキャンプはアドバンス向けです。
全員、ベッドメイキングなんてお茶の子さいさいのはず...



ですが、実はキャンプ初参加の生徒が5名ほどおり、実際には"お茶の子さいさい"ではない子たちもいました。

しかしそこは、経験豊富な子どもたちのお手伝いもあって、何とか子どもたちだけでベッドメイキングを完了しました。



夕食の時間がやってきました。



登山をして、たくさん歩いた子どもたちはお腹がとても空いていました。



バイキング形式の夕食を、何度も御代わりをしている姿が見られました。







夕食後、お風呂に入ってさっぱりした子どもたち。

この日はバスでの長時間の移動と登山の疲れもあったのでしょう。
比較的早く眠りについたように思います。

※この時はまだ、次の日の夜、なかなか眠れないことになるなんて、誰一人思っていなかったことでしょう。
 

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