サマーキャンプ in 新潟&長野 レポート (4日目)
昨夜は、テントではなく、ベッドで安心してぐっすり眠った子どもたち。
キャンプ最終日の今日は、みんな朝から元気全快です。
キャンプ最終日 [2010年8月7日(土)]
この日の午前中に行う予定だった「すべラップ作り」は、すでに前日に行ったため、国立信州高遠青少年自然の家で行うプログラムは他にはもうありませんでした。
その代わり、前日に行う予定だった未消化の計画がありました。
私たちは午前9時に「自然の家」を出発するため、朝食前に、部屋の清掃を行い、荷物をまとめ始めました。
ひと足早く清掃を終え、荷物をまとめた女の子たち。
男の子たちが終わるのを待っています。
一方、男の子たちは毛布と布団と格闘中。
いつまで経っても、なかなか清掃が終わりません。
待ちくたびれた女の子たちは「UNO」を始めました。
「UNO」に興味のない子は、この暇な時間をどのように過ごそうかと考えた挙句、運動のためブリッジを始めました。
男の子たちの部屋の片付けが何とか終わり、ようやく食事にありつけました。
布団と毛布の片付けに時間がかかった男の子たち!
普段から家でも、練習として、自分で取り組むことをおすすめします。
午前9時30分、国立信州高遠青少年自然の家を出発。
この自然の家に滞在した時間は非常に短いものでしたが、この施設全体が「山あいの小さな村」のような感じで、バケーションをゆっくり過ごしたい方には、うってつけの宿泊施設だと思いました。
ここは個人でも宿泊できますので、家族旅行として利用されてもいいのではないかと思います。(ただし、携帯電話は一切使用できなくなりますのでご注意を!)
この日、私たちがまず向かったのは「諏訪大社」。
「武田信玄は、この「諏訪明神」(諏訪大社)を深く信仰し、戦(いくさ)のたびに戦勝祈願をしていた」と言われています。
諏訪大社訪問の後は、いよいよ「諏訪湖探検ダックツアー」です。
私たちのバスが、昨日も来たダックツアーの発着場所「おぎのや諏訪店」に到着した時、もうすでに、水陸両用バスが待機していました。
普通のバスとは違い、かなり高いステップをのぼってバスに乗り込む子どもたち。
街を走ると、いろいろな人が振り返って、このバスは注目の的です。
いよいよ諏訪湖に到着しました。進水までもうすぐです。
船長さんの話では、このダックツアーで最も難しいのが「上陸」する時なんだとか。
前輪が陸についたとしても、それだけではのぼることができず、前輪と後輪が同時についたときに一気に駆け上がらないといけないのだそうです。
何度も上陸に失敗してしまうと、燃料が切れて、永久に上陸することができなくなるとか、ならないとか・・・。
下の動画は、その一番難しい「上陸」のシーンです。「よーいしょっ!」
約70分の諏訪湖観光を楽しんだ後、私たちはついに、3泊4日のサマーキャンプから帰途につくことになりました。
郡山市を目指して、中央自動車道、首都高、東北自動車道と一気に北上していきましたが、途中、相模湖と首都高・池袋方面で、行楽からの帰りとお祭りに向かう渋滞に見舞われ、到着が予定時刻よりも約2時間も遅くなってしまいました。
お迎えにいらっしゃった保護者の皆さまには、大変ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。
7月末に開催された「いわきキャンプ」は、1泊2日で、初めての子にも参加しやすいものでしたが、この新潟&長野キャンプは宿泊数も多く、移動距離も長く、しかも「上杉謙信と武田信玄」というテーマ性を持たせていることから、明らかにキャンプ経験者向けでした。
ですので、このキャンプでは、指導者は最低限のヘルプしか行わないことになっていました。(実際は初参加者が5名ほどいたのですが、経験者たちが上手にフォローしてくれて助かりました。)
したがって、子どもたちはほとんどの問題を自ら解決することを強く求められました。このキャンプの参加者たちは、その期待に見事に応え、ほとんどのことを自分たちの力だけで解決することができました。
3分の2の子どもたちが、これまで何度も一緒にキャンプへ出かけている子たちでしたが、今回も彼らの成長した姿を見ることができましたし、このキャンプを通して、また一段と成長したように思います。
今回も、こうしてこの子等とともに本当に貴重な体験を共有できたことを、心から嬉しく、そして誇りに思います。
保護者の皆さまには、3泊4日もの長い間、大切なお子さまを私たちに預けてくださいましたこと、本当に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
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