2010年の夏の活動を振り返って
2010年の夏もまもなく終わりです。
(というのは、私たちにとっての「夏」とは、公立小学校が夏休みを迎える「海の日」あたりから2学期始業の前日まで、すなわち小学生の夏休みを指すからです。)
今年の夏は、本当に暑くて、素晴らしい夏でした。
まなそびでは、9つのフィールド・トリップとサマーキャンプを企画しました。おかげさまで、悪天候のため延期になった活動は一つもありませんでした。どの活動も、本当に猛暑、酷暑の炎天下でしたが、晴れていたからこそ、汗を流したからこそ、計画以上に存分に楽しめたというものです。子どもたちは、それぞれの胸の中に、大切な想い出の1ページを刻んだことでしょう。
そして、YPKのキンダーキャンプも、前日までは大雨にもかかわらず、本当に素晴らしいお天気に恵まれ、とても有意義な経験をすることができました。何より心配だったのが湖水浴でしたが、当日は何とか実施することができました。キャンプから戻ってからの分かち合いの時間に、ジェン先生から、このキャンプで一番楽しかったことは?と質問されると、全員が "swimming!" と答えたくらいです。
また、ASPの「カビ」をテーマにした自由研究では、自然界における「分解者」としてのカビの重要な役割に気付きました。生命あるものはいずれ命の終わりを迎え、分解者によって無機物へと分解され、自然に帰り、また次の新たな生命の土壌となる…という物質のめぐるメカニズムにも触れました。カビの飼育と観察は今現在も進行中で、夏休みが終わっても、最終的にどうなっていくのか、つぶさに観察は続けていく予定です。
夏という季節は、殊のほか、子どもをいろんな意味で成長させる季節のように思います。
私自身の子育ての中でも、(息子たちが夏生まれのせいもあるのでしょうが)特に息子たちが3才くらいまでは、毎年夏になると、みるみるいろいろなことができるようになる息子に目を見張ったものでした。
日が延びるから早朝から夕方まで活動の時間が長く取れるようになり、気温が高くなるから薄着になってからだの動きも軽快になる。自然界も豊かになり、身の回りの動植物や昆虫にも非常に興味魅かれる。
よく動き、よく見聞きしてよく学び、よく食べ、そしてよく眠る。
ワイズでは、実際に体験、経験することによって知ること、学ぶことをとても大切なことだと考えております。夏休みのこのまとまった時間というは、子どもたちにとって、かけがえのない宝を得られる絶好の機会なわけです。
ですから、学童保育やYISのお子さまを朝からお迎えまで終日お預かりして生活を共にできる夏休みは、私たちにとっても毎年とても楽しみにしている大切な時間なのです。
夏がもうそろそろ終わろうというこの時期、とても気が早いのですが、次の夏は子どもたちと一緒に何をしようかな~と、今からすでにいろいろと計画を練り始めているところです。
来年のワイズの夏も、ぜひお楽しみに!!
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